オープン・レクチャー/シラバス「舞踊表現指導法」




科目名 「舞踊表現指導法」
担当教員 穐田 みづほ
対象 保育および保幼
単位数
開講時間 選択科目1 14:35―15:05
科目番号 518





授業の目標と内容








穐田 みづほ

   幼児期は心の育ちも身体の育ちも人間の一生の間で発達が最も急速に,しかも内容充実もいちじるしい時期といわれています.幼児の身体表現活動は,この身体と心の発達促進に密接な相互作用と関連性のあることを念頭において活動させたいものです.

 保育者は子ども達の豊かな表現を援助して行くための知識,技能,感性を身につけることが大切です.豊かな表現活動を通して伸び伸びと自己表現できる子どもを育成するためにも,保育者自らが豊かな表現を行うことのできる身体と心を養うことが大切になってきます.

 本講義では,自己のからだと向き合い自分のからだを知り,自由に思い通りに伸び伸びと身体をつかって動くことの楽しさ,技術を身につけていきます.さらに創造性豊かな動きを創りだし,練り上げ,ひとつの作品を創作するという活動を行います.このような一連の過程を通して保育者としての舞踊表現能力・指導性を養うことをねらいとしています.




テーマ 授業項目
1 授業の概要
2 舞踊表現とは
3 身体を使って感じたように動いてみよう1 身体のほぐし
真似してみよう
変化させてみよう
4 身体を使って感じたように動いてみよう2
5 作品創作
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7
8
9
10
11
12
13
14 まとめ(実技試験)
15 まとめ



 本日の講義は上記のシラバスから分かるように、3つのトピックスから構成されています。

今日扱う部分は、第2のトピックス「真似して見ようです」です。内容をもう少し詳しく説明します。

 真似して動くには運動(動き)の観察が大切になってきます。今回は真似る対象を目で見て、それぞれの部位がどのような動きをしているのかをとらえ、それを実際に自分の体を使って動き、表現してみることを体験します。そして「一流れ」の動きを覚えて、音楽に合わせて動いてみようと思います。動きを覚えるということは、今後の作品を創作し、発表していく上で必要な技術の一つになってきます。作品は、この動きをさらに深めたり、変化させていくことによって創られるのです。(AKITA, Mizuho)



本日の講義概要












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平成14年度(2002)
シラバス
「舞踊表現指導法」