在校生からのメッセージ/入学説明会にて









橋 律子

(保育士・幼稚園
  教員コース 2年)
 
 


 
 こんにちは。本日はようこそ、日本音楽学校へお越し下さいました。

 私は、ただいまご紹介にあずかりました、保育士・幼稚園教員コース2年の高橋律子と言います。本日は、学生生活について、少しでもみなさんにご理解頂けるよう、お話をさせて頂きたいと思います。

 まずこの学校の特色は、何といっても、一人一人が、とても明るいという事です。私が入学したての頃、一番初めに思ったことは、自己紹介をする際、一人一人が、笑顔だったのです。これを見た瞬間「こんな仲間達が、未来の保育者なのだな、素敵だな」と思いました。また、男女共学という事もさらに活気があり、良い事だと思いました。男女共に、先生方とも、本当に仲がよい学校です。

 そして、そんな中、入学後一ヶ月が経つと、宿泊研修という行事があります。この宿泊研修は、保育についての理解を深めると共に、これから2年間、保育の道を目指す仲間達同士が友情を築き合う場でもあるのです。

 それでは、今から学生生活における、主である勉強についてお話したいと思います。みなさんは、高校を卒業し、入学される方もいらっしゃれば、大学や社会に出てから再び、入学される方もいらっしゃると思います。私も、そうではありましたので、勉強においては、とてもプレッシャーを感じていました。

 そしてやはり、保育という道ですので、専門分野がありました。いくつかあげると、保育は、子どもが主役であり、それをどう援助していくかといった「保育原理」という科目があったり、子どもの内面を知っていくということで、「発達心理学」「教育心理学」という科目もあります。また、他に社会福祉や、障害児保育etc.、本当に沢山の専門分野があります。そしてまた、みなさんも知ってのとおり、美術や体育などもあります。しかしこれらはすべて、子どもに関しての授業となっているので、紙芝居を作ったり、体育では子どもが楽しめる体操などを行っているので、とてもかわいらしい授業となっています。また、音楽学校の名の通り、音楽に特に力を入れておりますので、歌や手遊びピアノも行います。

 さてみなさん、みなさんは、ピアノに関して、「私は弾けない」と不安になっていらっしゃる方も多いと思います。私も入学当初はまったく弾けなかったです。しかし、1年生、2年生とピアノの授業にて、マンツーマンで教えていただきながら、自分が一生懸命練習することによって、少しずつですが、着実に力がついてきました。

 そして、卒業時には、全員が弾きながら歌う、弾き歌いというのが出来るようになるのです。ですから、みなさん、ピアノは入学してからの、自分の頑張りと努力しだいと思っていて下さい。

 そして、勉強というと、学校以外での勉強に、実際、現場に立つ実習という活動があります。これは、主に、3回に分かれております。2年で行う責任実習では、2週間の間に最低1日、担任の先生として、クラスを任されるのです。そして、この責任実習にて日々の保育の力が試されるのです。しかし実習は、現在の子どもと深く関わる事が出来るので、本当に楽しいものであると思います。と同時に、先輩先生方からも、保育についての沢山の助言がいただけるので、とても実りある期間だと思います。

 そして、最後は、行事についてのお話をしたいと思います。12月の後半に、2日間に渡り行われる本校最大の行事として、保育研究発表会というものがあります。これは、学生が力を合わせ、作り上げていく行事です。内容は多彩で、劇や歌、ダンスなど、すべて、子ども向けに作られており、日々練習を重ね、披露するといったものです。そして、昨年からは、実際に子ども達をお招きし、一緒に楽しんでもらうといったことが行われ、とても好評でした。

 さて、この様に、本校の学生生活は、互いに同じ夢を持った仲間同士が、男女仲良く楽しく送っています。どうぞみなさん、この日本音楽学校にて、一緒に勉強してみませんか。素敵な未来の保育者を目指し、そして素敵な保育者になって頂けたら、私もとてもうれしく思っています。お聴き下さり、ありがとうございました。

  



 


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