小鍜治博昭さん （ひばり保育園 勤務）

遠回りしても好きな道へ 　大学卒業後もプロのミュージシャンを目指してバンド活動をしていたんです。でも、児童センターでアルバイトをしたことがきっかけになって、「保育士になろう」と決心しました。今は子どもたちと一緒に体を動かしながら歌ったり踊ったり、時にはギターを弾いたり、サッカーをしたり、今までの経験をめいっぱい活かしている感じです。遠回りしたけど、無駄なものなんてないんだ、というのが実感ですね。1年間で子どもたちはすごく成長しますから、それに追いつけ追い越せ…と叱咤激励しつつ、子どもたちに負けないくらい自分も成長していきたいと奮闘しているところです。

　　

幼児期の教育がどんなに大事か 　“人格形成に一番大事なのは幼児期の教育”だと短大時代に習ったら、そういう仕事をしたくなって、日音で基礎から勉強し直したんです。念願の先生になって、充実した日々を送っていますが、初めは分からないことだらけで、気が付いたら1日が終わっていた…、という繰り返し。実際、現場に立ってみると、どうしていいか分からないことばかりでした。でも、日音で実践的な授業をじっくりやったので、それがとても役に立ちました。「そうか！」という感じでした。今は少し余裕が出てきて、1日1回は必ず子どもたち全員と、ひと言でもお話ができるように努力しています。

矢作明奈さん （西堀ひかわ 幼稚園 勤務）