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シラバス/社会・コミュニケーション |
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科目名 | 「社会・コミュニケーション」 | |
科目番号 | 122 | |
対象:保 | ○ | |
対象:保幼 | ○ | |
単位数 | 2 | |
担当教員 | 大西 貢司 |
保=保育士コース
保幼=保育士・幼稚園教員コース
身の回りの社会のあり方と、それらの情報を伝達するコミュニケーションについて理解を深めます。私たちの日常生活の大部分は「他者」とともにある社会生活です。「私」はどのように「他者」や「社会」とつながっているのか?どのようにして関係を形成・維持・変化してゆくのか?こうした素朴な疑問を多面的に深めてみましょう。 また、ニュースや事件で話題になっている現代社会の様々な局面について、基礎的知識を学習します。 授業中はノートを取りましょう。板書だけでなく、講義のポイントをまとめて書き加えておくことも重要です。 新聞・雑誌・テレビなどで報道されるニュースに敏感になり、私たちのおかれた現代社会の現状と変化に常に関心を向けていましょう。 『図解雑学社会学』 ナツメ社 試験(記号選択式+論述式)により採点。 欠席回数が授業回数の2/3以上の場合は受験できない。 授業についての意見・質問は onishi@246.ne.jp までお寄せ下さい。 |
1.目標と内容 2.受講上の留意点 3.教科書と参考書 4.学習の評価方法 5.その他 |
週 | テーマ | 授業項目 | 授業内容と方法など |
1 | 現代社会のイメージ | グローバリゼーョン | <グローバル-ローカル>モデル |
情報メディアの同時性、為替レートの変動と海外旅行、 | |||
ユニクロの中国 | |||
ポスト-モダニティ | 時間-距離の収縮 | ||
歴史からの自由な引用 | |||
2 | 文化 | 文化 | 社会のメンバーに共有された生活様式、「ものの見方」としての文化 |
規範・価値・言語 | |||
3 | 記号とコミュニケーション | 様々な情報源 | TV、ラジオ、電話、携帯、本、雑誌、新聞、メール、 |
インターネット、看板、信号、道路標識、デザインetc | |||
記号論の基礎 | ソシュールの言語学、「深い意味」の世界 | ||
コミニュケーション・モデル | 送り手、受け手、メッセージ、コード | ||
4 | 対話的コミュニケーション | 受け手であると同時に送り手でもある主体 | |
対面的コミュニケーション | 自己呈示(self-presentation)、ドラマトゥルギー | ||
身体的魅力、ファッション、ビジュアル、身振り・しぐさ、声 | |||
5 | メディアと大衆社会 | 情報化社会とデジタル・ディバイド | |
マスコミュニケーションの「効果」 | |||
6 | 社会化と自己 | 内面化 | 自己・自我・アイデンティティ |
社会的自己 | 「鏡に映った自己」 | ||
7 | 役割 | 役割理論 | リントンの役割理論、演劇論的役割理論 |
<個人-役割-社会>の図式、役割緊張と役割葛藤 | |||
8 | 集団と組織 | 集団の諸類型 | <人々の集まり>の様々なタイプ |
9 | 官僚制組織の特徴、インフォーマル・グループ | ||
10 | 人種・民族 | 共存の論理 | ドミナントとマイノリティ、エスノセントリズム |
同化(assimilation)・離隔(segregation) | |||
多文化主義(multiculturalism) | |||
11 | 宗教 | 宗教と社会生活 | 国際政治を揺るがす宗教、現世と救済、世俗化 |
呪術(magic)と宗教(religion)の違い | |||
汎神論(アニマティズム・アニミズム)と | |||
人格神論(多神教・一神教) | |||
12 | 家族 | 家族 | パラサイト・シングル、<近代家族>の崩壊、 |
家族と結婚の諸類型:婚姻家族と血縁家族、同類婚と異類婚 | |||
13 | 日本の家族の変化〜晩婚化・少子化・高齢化 | ||
14 | フェミニズム | フエミニズムの考え方 | ウーマン・リブから女性学へ |
15 | 男女平等のための制度作り:雇用機会均等法、 | ||
労働基準法、育児介護休業法 |
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