シラバス／音楽表現指導法Ⅱ




科目名 「音楽表現指導法Ⅱ」
科目番号 246
対象：保 ○
対象：保幼 ○
単位数 ２
担当教員 松井　晴美

保＝保育士コース　　　　　　　　　　　　　
保幼＝保育士・幼稚園教員コース　　　　　　　　　　　　　


　子どもと共に音楽表現を楽しむ為には、音楽の技能だけが必要な訳ではありません。たとえ音楽技能の力をつけても、自らの演奏に没頭するだけでは子どもと共に楽しむことにはならないのです。子どもたちが「楽しい」と思うために、保育の現場で音楽表現活動を行うには何が必要であるのかを自ら考え、実践する力を養っていくことが目標です。
　授業では、乳幼児における音楽表現の意義と目的について学ぶと共に、その目的を達成するにはどのような指導方法をとればよいのか、実際にさまざまな音楽の活動や音楽表現指導のロールプレイを行う中で学び、考え、実践力を高めていきます。



　実技では意欲的な参加を求めます。一人ひとりが自ら考え、自ら進んで動くことを心がけてください。また、授業外でも積極的に知識や情報を取り入れ、授業に役立てる姿勢が大切です。



　参考書　保育園・幼稚園の実習完全マニュアル　林幸範　石橋裕子編著　成美堂出版
　　　　　その他、授業内で随時紹介します。



　授業態度・出席
　レポート・提出物
　ロールプレイを含む実技評価
１．目標と内容















２．受講上の留意点







３．教科書と参考書






４．学習の評価方法


週 テーマ 授業項目 授業内容と方法など
1 オリエンテーション 授業内容と進め方の説明　音楽表現の指導について
2 乳幼児と音楽 子どもの発達と音楽の関わり 乳幼児の音楽的発達について・発達段階に見合った音楽表現を知る
3 音楽の役割 音楽がもたらすものとは 音楽は人にどのような影響を与えるのか。また、音楽教育とは？
4 音楽表現の指導と指導計画 音楽表現指導の留意点・指導計画の立て方
5 音楽指導の実技・実践 歌の活動 歌の活動の意義と目的。発達に応じた教材選びと実践例
6 歌の活動 伴奏法・歌の活動指導実践①
7 歌の活動 歌の活動展開の工夫・歌の活動指導実践②
8 器楽の活動 器楽活動の意義と目的。いろいろな楽器の知識と合奏指導・編曲
9 器楽の活動 器楽活動の指導実践
10 創作の活動 創作活動の意義と目的。手作り楽器と音遊び
11 創作の活動 創作活動の指導実践
12 さまざまな音楽教育 コダーイ、カール・オルフ、ダルクローズなどさまざまな音楽教育の理念と指導法について知る
13 さまざまな音楽教育 さまざまな音楽教育の指導実践
14 音楽表現指導の展開 音楽表現指導の留意点 指導展開の見直し、各活動のまとめをしながら保育現場でどのように音楽を用いていくかを考える。
15 テスト 音楽指導実践実技テスト




日本音楽学校
〒142-0042　東京都品川区豊町2-16-12
電話：03-3786-1711　／　FAX：03-3786-1717　／　E-Mail：info@nichion.ac.jp
(C)学校法人　三浦学園
○教員のプロフィール

○シラバス