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Professor Graham Dickerson's ミュージック・セラピー夏期集中ワークショップ |
日本音楽学校では2007年8月6日(月)から9日(木)まで、Professor Graham Dickersonによる「音楽セラピー」のワークショップを開設しました。 |
昨年の夏、イギリスのダービー大学のスーザン・ホーガン先生を招聘して、「美術セラピー」のワークショップを開催した。ワークショップはちょうど15コマ分を満たすため、4日間にわたって行なわれた。音楽セラピー、ダンス・セラピー、ドラマ・セラピーについてはどこかで断片的な情報に触れているが、美術セラピーは日本にいてはなかなか体験する機会がない。実に面白かった。感銘した。 今年の音楽セラピーはディッカーソン先生が担当してくれる。今年の3月、ロンドンで再会し、音楽セラピーのワークショップの詳細を話し合った。ヨーロッパのいろいろな国の教育を見ているから、教育力の序列化を嫌う。形式主義や因習的 conventional な教育手法は好きでないと言う。 即興を重んじるワークショップは、シラバスを用意しても、そこから外れていくケースが多い。時には違った結末に到着する。ディッカーソン先生はベテランのセラピストでかつ教師だから、大枠のみを提示し、後は学生やクライアントのリアクションに自在に対応していく。まさにインプロビゼイションである。変に構えないで、4日間、心の赴くままに新しい知識と体験に挑戦しようではありませんか。刺激的だと思う。 |
日本音楽学校 校長 小林志郎 |
講義のテーマ 音楽セラピーの基礎を解説します。 いろいろなクライアントのグループを想定して活動します。もちろん子どものケースも用意します。音楽セラピーの基礎理論と演習・実技の授業を行ないます。学生たちの将来の仕事に役立つセラピー的な感覚・発想・アイディアを培います。もちろんスペシャル・ニーズを必要とする園児とどう対処するかもお話しします。 メッセージ この四日という短期の授業の目的は、学生の創造的に表現する能力を開発し、音楽セラピーという新しい職業について理解してもらうことにあります。授業内容は知的な側面と情緒的な側面の両方を要求しますから、学生は授業に参加している自分の成長を両方の側面から確認する必要があります。 授業内容
ワークショップの教材・楽器 次のような教材を使います。まずウォーム・アップにクレヨンや絵具、紙を使って活動します。授業では主に楽器を使用します。グランド・ピアノ、打楽器、弦楽器、アコーディオン、金属製の楽器、木製の楽器、プラスティック製の楽器などです。 |
Professor Graham Dickerson |
講師略歴 英国国内の活動 2001-2005 音楽セラピーのアドヴァイザー・コンサルタント ダービー市及びダービーシャー州教育支援機構 1994-2001 ダービー大学・芸術セラピー学科教員 (ダービー、イギリス) 1996-2001 音楽セラピー専門官・地方医療監査委員(公共医療サービス) (バーミンガム及びダービー、イギリス) 2000-2001 ノーザン・ジェネラル病院臨床講義スーパーバイザー (セフィールド、イギリス) 1990-2001 音楽セラピスト/バーミンガム及びベッドフォード地区養護学校 1978-1660 音楽セラピー部長/NHSメンタル・ヘルス病院 (南バーミンガム、イギリス) 国外のワークショップ ニュージーランド、フィンランド、ロシア、クロアチア、トルコ、ギリシャなど |
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