教員のプロフィール/陸路和佳







陸路 和佳
Waka Mutsuro


担当授業科目

「ピアノ」



   日本音楽学校の教育アイデンティティは豊かで創造的な表現・コミュニケーション能力の開発にある。その中でも音楽教育は重要なファクタートなっている。陸路先生は本校のピアノ教育の中心人物として、ピアノ教育のあり方を研究し、教育目標と到達目標を絶えず相関させながら学生が主体的に取り組むよう工夫した本校独自のグレード制を開発し導入した。現在、この教育システムは他専門領域の先導的な役割を果たしている。陸路先生のピアノ教育研究とファカルティ・デベロップメントへの貢献は高く評価されている。今、FDのメンバーとしてカリキュラム開発や教材開発、さらに教授法の研究にエネルギーを傾注し、精力的な活動を続けている。

 初心者に対する指導には定評がある。例えば、学校説明会に参加し、授業体験した高校生たちからはピアノに対する苦手意識が払拭された、わかりやすく楽しい授業を経験して本校に進学したいと思うようになったとアンケートに書いている。

 教育に対する冷静なパッションはピアニストとしてのたゆみないパッションから生まれてきていると思われる。これまで国内外におけるリサイタルの開催や、室内楽の演奏会への参加、レクチャー・コンサートなど豊富な演奏活動を続けてきている。

 リサイタル 新宿文化センター、1988.室内楽コンサート 東京文化会館、1993. 室内楽コンサート カザルス・ホール、1994. 成人教育レクチャー・コンサート 新宿区教育委員会主催、牛込区民ホール同時にCDの製作・出版も行っている。 『歌のふるさと』GES-9797 製作・日本コロンビア株式会社、1991. このようにピアニストとしての高い技量と豊富な経験が日本音楽学校の音楽教育に反映され、教育アイデンティティの構築に多大な貢献をしている。
  




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