学校長からのメッセージ





Message from
President


2005年
(平成17年度)のEducation Reform






日本音楽学校長

小林 志郎

  
 


日本音楽学校の一回目のEducation Reform教育リフォームは2001年にスタートしました。1年間のReformリフォーム準備期間と3年間のReformリフォーム期間を経て、いろいろな挑戦を重ねてきました。私たちは本校の教育のアイデンティティを求めて変化し続けてきましたが、2005年はEducation Reform教育リフォームの第2期4年間の初年度に当たります。
 これまでのReformは以下のような内容でした。



2001-2年
 ・ミニュツ・ペーパーの導入
 ・学生による授業評価の導入
 ・Teaching Assistant制度の採用
 ・Teacher of the Yearの導入
 ・海外特別講師(外国在住日本人幼児教育者)の委嘱
 ・海外研修のための姉妹園を開発(現在シドニーとメルボルンに各1園)
 ・学校情報の公開(ホームページの充実)
 ・教材・紙芝居の開発(英語バージョン)


2003年
 ・AO入試の導入と新学力観の確立
 ・幼児教育実践センターの設立と親子サロンの活動
 ・保育研究発表会の改善(2つの流れ「舞台発表」と「授業・自主学習の口頭発表および展示発表」を調和させる方向を確立)
 ・教材・紙芝居の開発(日本語バージョン)
 ・通年実習の導入(保育士コース)
 ・第1回・公開講座と地域との連携
 ・教員定年制の遵守



2004年
 ・出欠席の月ごと公表
 ・Ecology教育の見直し
 ・第2回・公開講座と地域との連携
 ・教育研究紀要の発行
 ・「国語」補習授業の試験的導入



などを行いました。これらの改革プログラムの具体的な目的、内容、手法、評価は各項目のページを参照してください。


2005年
 さて来年度の教育構想についてお話します。来年度、2005年度に入学を希望なさっている学生諸君には是非この記事をぜひお読みいただきたいのです。

 まず、授業の抜本的な改革です。

一つは「補習授業」の開設です。

二つ目は「資質能力向上のための特別講座 Employment Exam 就職対策講座」の開設です。現在、授業枠とティーチング・スタッフの整備を進めています。

三つ目は、「聴講生」制度と「科目等履修生」制度を整備し、卒業生や保育に関心の高い一般の方に授業を開放したいと考えています。

四つ目は、学生アドバイス・センターを設置し、学生支援を積極的に進める計画です。第三の柱の学習支援、心や身体の問題に関わる支援、生活の支援など多岐にわたるわたる活動を目指しています。

五つ目は、4年間のリフォームが終了したので、再度本格的な自己点検評価を遂行することを予定しています。本校教員独自の教科書を執筆する準備に入ることです。



 「補習授業」について述べます。今年度、国語の補習授業を試験的に開設しました。国語を実験対象科目にした理由は、昨年度までの入学試験の成績評価と教育実習や保育実習の授業の成績評価から本校の学生が一番不得手とする教科を選んだ結果です。別の教育場面では、別の資質が不足するという指摘があることは当然であります。しかし長々と議論をするより(議論するに足る調査データがないのです。私たち教員は教育研究の実践的な積み重ねがないときでも、ややもすると未整理の経験的知識と印象にもとづいて教育問題を議論しがちです)まず実験を開始することにしました。

 私のよきブレーンである東京学芸大学の及川研先生から次のような提言をいただきました。「高等学校を卒業して大学に学ぶ学生の学習苦手意識、苦手教科の発生は小学生後半から中 学生にかけて進行している傾向がみられる。もし学校が学生たちのいわゆる学力をリカバーするつもりならば、中学入学試験の問題レベルに照準を合わせて補習授業のカリキュラムを作成し実験してみるのがよい。」

 そこで私たちは中学校入学試験問題と同レベルの国語の試験問題を新入生全員に実施ししました。試験の結果にもとづいて約30名の学生を選択し、補習授業を行ったのです。まず中学校の教科書を点検してみました。私たちが入学試験で課す小論文は専門的な用語や時事用語を除けば、中学校1年生または2年生の国語力があれば、私たちが求める解答を書くことが出来ると判断しました。おそらくシンプルな文章構造、飾らない文体に高い評価を与えるのではないでしょうか。

 中学校入試問題の何と難解なことか。学生たちに聞いてみると、国語の苦手意識は小学校から始まり、中学に入って決定的になったと多くの学生は言います。しかし教科・国語は多様な内容を持っていますから、ある分野には限りない愛着を持っているのですが、それを満足させてくれる授業と中学・高校と出合うことがなかったと語ります。たとえば、「聞くこと(話すプロの話を聞く)」、「語ること(プレゼンテーション)」、「書くこと(オーディオ・ヴィジュアル作品の文章や対話)」、「朗読やスピーチ」などに対して強い関心をしめしています。(日本音楽学校の「国語」の補習、文章作成能力の育成の実践報告1は最後に掲載しています。また学生のメールによるレポートと指導の実際は学生の了承を得た上で、12月に掲載します)

 実験的に補習授業を開始してみると、私たちの教育対応は遅きに失している感がありました。もう少し早く始めていたなら本校の教育の資質が高まったことは間違ありません。けれども授業の運営が困難になってきたという危機感からだけでは補習授業は着手できません。自分が関わる教育の質を高めることに賭ける教職員の情熱がなければ補習授業は創出できません。間違いなく教職員のロードは増加するのであり、教育課程内の指導と生活・就職などの指導の量を合わせれば教職員の仕事量は限界に近づいていることは間違いないからです。

 私の教育持論は研究しない教員の授業は光り輝くかない。「研究した学問があるから、諸学問原理や手続き論を語り、基礎技能をやっていても、授業は刺激的で、独自の味や風味や歯ごたえがあるのです」と語り続けています。ですから本校の教員は、カリキュラム研究、教材開発研究、教授法研究にはきちんとテーマを決めて取り組んでもらっています。

 このような状況の中で、あえて補習授業を開始するのは冒険であり、目標、到達基準、指導法、教材、評価のすべてにわたって検討しなければなりませんが、時間がありません。そこで来年度は第一期「補習授業および特別就職対応講座」の試験期間とし位置づけ、60分授業を各科目とも10回を行う予定です。


1.  前期に次の授業を開設する。
「国語」「ピアノ」「表現コミュニケーション」「初歩保育」「就職特訓Job Hunting (Employment Exam)対策講座」

2.  後期に次の授業を開設する。
 「国語とコミュニケーション」「ピアノ」「初歩保育」「Job Hunting (Employment Exam)対策講座」「特別卒業研究」

3.  次の科目は試験を行い、能力を判定する。
「国語」「ピアノ」

4. 次の科目は面接を行いその結果によって判定する
「表現コミュニケーション」
案1 クラス担任の面接結果により判断する
案2 入試の面接試験資料により判断する

5. 次の科目はアンケートと試験の結果から判定する
「初歩保育」
幼稚園や保育園などで活動した経験を問うクェスショネアーを行う。簡単な幼児理解、幼稚園や保育園についての基礎理解、仕事の内容などに関わる問題を出題し、理解の程度を判定する。





二つ目のプランは 「就職特訓Job Hunting (Employment Exam)対策講座」を開設することです。補習授業に拘束されない限り、自由参加とします。講座はもっぱら受験対応と就職対応に関わる高度な教育をサービスすることを目的とします。

 最初の参加者はかなりの数に上ると思いますが、最初は参加制限をしない予定です。ただし、毎回試験を行い成績不良の学生や欠席の多い学生を振り落としていき、最終的には20名くらいの精鋭チームに仕上げたいと考えています。この少数チームには過酷で、効率的な教育サービスを提供できたら学校のアスペクトの一つが大きく変化することは間違いありません。教育のアスペクトが変化しなければならないのです。

 なるべく多くの学生に、公平な教育機会を与えるべきだという原則論はあるが、頭の隅にそういう議論を置いて置き、まず実験を開始することにしています。教師や教育関係者の議論は物事を始めないで「そもそも論」を論じ、動こうしません。日本音楽学校はそういう教育風土を作りたくないと考えています。

 この講座の授業計画、ティーチング・マテリアル、想定される結果や当事者評価、さらには受験を受けた学生たちの成績による評価など多岐にわたって検討し、準備しなければなりません。

 補習授業と特別講座、この二つの組み合わせが2005年以降の本校の教育の大きな特徴であるとご理解ください。もちろん特別講座は学生のニーズや社会のニーズに合わせて新しい分野を追加していきたいと考えています。4月からスタートします。ご期待ください。



三つ目のプランは、「聴講生」制度と「科目等履修生」制度の導入です。この制度を導入しようと考えたのは卒業生からの質問が契機でした。これまで本校の卒業生が社会人となってから、再度母校の授業を聞いてみたいと思うことの要望が表面化していませんでした。卒業生との交流が盛んになるにつれ、よい情報や叱責の情報が届けられる量が増加し、時間が短縮されるようになりました。

 聴講を希望する卒業生のメッセージに応えるためにようやく動き出しました。遅いというご意見もあるでしょうが、確実に要望に応えていきます。



日本音楽学校聴講生になりませんか


 本校授業科目の聴講を希望する場合は「日本音楽学校聴講生規程」に基づいて、本校の教育に支障がなければ聴講を許可されます。希望なさる方は以下の説明にもとづいて申請手続きを行なってください。


(1)あなたが聴講できる授業が用意されています



聴講では単位の修得はできません。あなたの生きがいや資質能力の開発を目的として授業を受講する制度です


・幼児教育に関する教養を高めたい
・保育の新しい知識や技術を学びたい
・保育以外で興味のある分野の新しい教養を身につけたい
・今の職業により高い技術を取り入れたい
・もしあなたが単位修得を目的とする場合は「科目等履修生」制度があります。来年3月にご案内する「科目等履修生案内」をご覧ください。
・多くの授業でできる限り聴講を受け入れますが、ピアノ等の実技科目は聴講を受け入れません。併設されている日本音楽学校「個人科ピアノ・コース」でいろいろなレベルの指導を受けることができます。


(2)出願資格



・あなたは高等学校もしくは中等教育学校を卒業していますか
・同等の学力がありますか
・または本校があなたの出願を特別の基準で認めた場合も出願できます
・高等学校在学の学生でも条件をクリアすれば出願できます


(3)出願の方法



・講義内容と時間割が確定する3月初旬以降に、教務課へ出願してください。


(4)出願期間



・前期授業科目の場合 3月1日〜3月15日まで(日曜・祝祭日は除く)
・通年開講の授業科目の場合 3月1日〜3月15日まで(日曜・祝祭日は除く)
(本校はセメスター制をとっていますから、原則授業は半期で完結しています。一部実技授業に通年制の科目があります。)
・後期開講授業科目の場合 8月20〜8月31日まで(日曜・祝祭日は除く)


(5)出願書類等



1.聴講生志願票(本校が用意します)
2.最終学校の卒業証明書
  ※本校卒業生で聴講生を志願する者は、「2.」の卒業証明書は必要ありません。
  ※高校生で志願する者は成績証明書を提出していただきます。
※外国人の方は下記の書類を併せて提出してください。
�‥佻晋局宍�載事項証明書
�◆崙�本語能力試験1級」の合格を示す証明書


(6)出願受付窓口



日本音楽学校教務課


(7)聴講生の選考および許可


聴講を認める科目は、出願者の希望に基づき、クラスサイズや授業運営上の条件を検討して決定します。ピアノと教育実習・保育実習を除いて希望科目の聴講を可能にする方向をいつも原則としています。出願書類の審査と面接を行ない、合否が決定されます。面接を行なう場合は別途お知らせします。


(8)合格通知



合格通知は次の時期に郵送します。
 ・前期開講授業科目の場合 4月上旬
 ・通年開講の授業科目の場合 4月上旬
 ・後期開講授業科目の場合 9月中旬


(9)登録手続および提出先



合格通知をうけた者は、本校教務課に聴講料を納入し、書類を受け取ってください。
・ 聴講登録料            :15,000円
・1週1コマにつき、講義科目:15,000円/学期
・1週1コマにつき、演習科目:15,000円/学期
 ※履修科目により費用を必要とする場合は実費を徴収します。
 (本校卒業者は別の規定を適応し、優遇処置を講じます。)


(10)注意事項



1. 聴講生が聴講できる期間は聴講を許可された当該年度または当該学期限りです。
2. 聴講生の連絡先や、申請記載事項に変更が生じた場合は、速やかに教務課に届け出てください。
3. 車やバイク・自転車での通学はできませんので公共の交通機関をご利用ください。
4. 休講や諸連絡は掲示板またはホーム・ページで確認してください。
5. 聴講生は許可を受けた授業科目の試験を受験することはできますが、単位の認定を受けることはできません。
6. 聴講生は、当該科目の試験を合格したときは「聴講証明書」の交付を受けることがきます。
7. 「聴講生規程」に規定されていない事項については、学則に基づいて基本的な判断をします。また別の諸規程が準用されることもあります。




 四つ目は、学生アドバイス・オフィスを設置し、学生支援を積極的に進める計画です。第三の柱の学習支援、心や身体の問題に関わる支援、生活の支援など多岐にわたるわたる活動を目指しています。

 学生アドバイス・オフィスはこれまであった「相談室」を発展的に改組したもので、不安定な学生生活をサポートする大切なオフィスです。このオフィスについては、近日中にオフィス長から具体的な活動方針と内容を発表してもらう予定です。


学生アドバイス・オフィス(案)


アドバイスの目的と人権尊重

 センターは学生たちの悩みや解決できない問題を一緒に考え、問題を解決するための考え方、方法、手段をアドバイスします。あなたの悩みや課題はあなただけのものですが、専門家に相談してみると、解決へのヒントは以外に身近にあるものです。あなたの秘密は絶対外に漏れることはありません。信頼してください。

アドバイス内容
  1. 心と体の健康

  2. 対人か関係(友人関係、教員との関係、家族関係など)
  3. パーソナリティと適応
  4. 授業
  5. アルバイト、生活
  6. ハラスメント、その他

相談方法
  1. アドバイス・センターの時間表をみて、希望の時間をメールで申し込んでください。(24時間)
     E-mail advice@nichion.ac.jp
  2. アドバイス・センターの時間表をみて、希望の時間を電話で申し込んでください。
     (9時〜17時、17時以降は留守電になります)

アドバイス・スタッフ
 亀井 哲宏 先生
 富岡 麻由子 先生
 三澤 裕美子 先生
 児島 智美 先生
 事務局



検討すべき事項

1.2005年度からスタートする。
2.月曜から金曜日までの都合のいい曜日と時間を持ち寄り、アドバイス時間表を作り、学生に公表する。学生委員会の審議を経て、教員会で議決すること。
3.相談件数は多くないことを期待する。
4.いつも状況を観察し、判断し、改善を加える。
5.発展的に高校生の相談も視野に入れる。
6.申し込みメール・リストの整理
 申し込み電話リストの整理
 アドバイス・カード(コンピュータ・データ・カード)の様式と記入内容の調整
 アドバイス専用コンピュータを用意する。
7.相談内容を毎年度末に学生委員会、教員会に報告する。
8.オフィスの運営責任者を決める。
9.新年度の概算要求をすること。
10.特別手当はないので、アドバイス時間、整理の時間、調査の時間等を工夫してください。出勤時間は事例により、フレキシブルに対応してください。
11.通信費、交通費、その他消耗品など経理の管理に注意すること。
12.守秘の観点から、すべての個人に関わる情報の漏洩がないようオフィスのデータ管理を厳格に行うこと。
13.12月30日までに検討を終了し、新年から検討会を開催する。




 五つ目の改革は「再度本格的な自己点検評価を遂行することを予定しています。本校教員独自の教科書を執筆する準備に入る」と述べました。自己点検評価は多岐にわたる観点と各学校固有のアスペクトがあります。

 今年度前期の「学生による授業評価」は無事終わり、その結果が出ました。データを分析し、数値と分析、評価、対策をまとめ次第公表します。

 現在、本年度前期の「ミニュツ・ペーパー」の内容集積に追われています。これは学生による授業評価ではありません。教育の場における「教師と学生のコミュニケーション・ペーパー」です。教員、そして学生がどのようにこのペーパーを活用できたか、具体的な答えを私たちは探し続けています。

 さて本校では、自己点検評価の一つに同窓会が重要な位置を占めています。私は今年の夏、同窓会正副会長との懇談、続いて評議員との会合を持ちました。そいて以下のようなことをお話し、学校改革にご助力をお願いしました。「ああ、日本音楽学校のホームカミング!」は気楽にお読みください。このような支援をいただき、連携し、卒業生による学校評価をお願いする予定です。おそらく客観的で、広い視野からみた学校の実態を教えてくださるものと期待しています。




「ああ、日本音楽学校のホームカミング!」

日本音楽学校長 小林 志郎

1. ホーム・カミング

 ホームカミングについては、同窓会の機関紙「響友」の原稿や創立100周年記念行事関係記事、またキャンパス・ニューズやホームページに掲載した文章の中などに、何度となく断続的にその意義と内容について紹介してきた。しかしこの機会に学校と同窓会の関係、その中で重要な位置をしめるホームカミングをもう少し詳細にお話したい。

 まずハーディング大学同窓会の記事から、同大学のホームカミングの見出しと、宣言を紹介したい。

「ホームカミング2004 何といっても母校ハーディングは輝いている。だから私は栄光を担いたいのだ! 音楽、遊び、フットボール、そしてクラス会・同窓会がホームカミングのプログラムだ。キャンパスに帰ってこよう、そして学生時代のたゆたうような時間をすごそうではないか。クラス会、社会クラブのバザー、食事会、みんなが知っているサークルのセレモニーが待っています。ハーディングの魂を失くすな。キャンプ・ファイアーには本物の野牛が登場する。本校対宿敵デルタ州立大学の試合には応援に行こう。もちろん若い世代の人が楽しめるゲームや新企画が用意されている。キャンパスに帰ってこよう。」

 ホームカミングをみんなで作り上げようとしている様子が伺われる。アメリカの学校の同窓会は老いても学生時代のエネルギーと遊び心を失っていないようだ。ホームカミングの期間を2日間にまとめている学校もあれば、テキサス農業工業大学のように数日もかけて盛大に行う学校もある。テキサス農業工業大学の2003年のホームカミング・デイのスケジュールを見てみよう。



10月16日(木)ホームカミングKing & Queenへの応募最終日

10月17日(金)学生会館ビルでホームカミングKing & Queen応募者のミーティングが行われる。

10月26日(日)2:30p.m. だれでも参加できるバレーボール大会 (メスキート・グローブ体育館)

10月27日(月)6:30p.m. Play Station2 (プレイステイション2) 大会
        学生会館ビル・2階
        ホームカミングKing & Queen選出投票のスタート

10月28日(火)8:00p.m. 野外映画会 野球場のパーキング・ロット
        ホームカミングKing & Queen選出投票の終了

10月29日(水)5 - 10 p.m. 秋のカーニバル 大学講義棟

10月31日(金)正午 昼食会 学生会館ビルのセンチュリー・ルーム
        1 p.m. 同窓会「いのしし杯」ゴルフ大会 L. E. レームリー・ゴルフ場
        6 - 8 p.m. センチュリー・クラブ ・レセプション 学長招待 (招待者のみ)
        6:30 p.m. ボン・ファイアー(ファイアー・ストーム) ジャベリーナ競技場の西広場
        8:00 p.m. タレント出演のショウ 学生会館ビル・舞踊場

11月 1日(土) 8 a.m. ヤマアラシのぬいぐるみをかついで走るレース(15歳以下)
        8 - 10 a.m. 朝食会 学生会館ビル、センチュリー・ルーム
        10 a.m. 同窓会総会 学生会館ビルのメスキート・ルーム
        正午 同窓生昼食会 学生会館ビル・舞踊場
        2 p.m. キャンパス・ツアー
        2 - 5:30 p.m. 同窓会「いのしし杯」野外料理コンテスト
        5:30 p.m. テール・ゲート・パーティ(屋台のパーティ)ジャベリーナ競技場の東側
        7 p.m. - テキサス農業工業大学「ジャベリーナ」対
         「ニュー・メキシコ・グレイハウンズ」のフットボール戦、ジャベリーナ競技場
        ゲーム終了後、同窓会恒例のゲーム・パーティ レストラン「ジャルディン」



 アメリカの大学の場合、ホームカミングの歴史はだいたい100年位前まで遡ることが出来る。中でも顕著な行事はアメリカン・フットボールの対校試合をホームカミングのメイン・イベントに位置づけたことであろう。1900年代初頭のフットボールの大学対抗試合は、素晴らしい人気で、競技場いっぱいの観客を集めた。アメリカのホームカミング・デイはフットボールやスポーツの試合とともに栄えてきたといってよかろう。しかしテキサス農業工業大学同窓会のホームカミングの行事日程表からわかるように、多彩な行事を組み込んで卒業生が集まろうとする工夫がなされている。朝食会、日本的に置き換えれば「やきいもパーティ」、「焼きとうもろこしパーティ」、「おでんパーティ」など軽食を楽しむパーティが多い。それと自由参加のスポーツ大会、たとえばソフトボール、サッカー、野球、バレーバールなどが実に多い。いかに昔に帰るかの工夫が大切なのだろう。

 もう一つの愉快な行事は「パレード」と「ボン・ファイアー」だ。どこの学校もマスコットを持っている。ミズーリ大学のマスコットはタイガー、アデルフィ大学は牛、テキサス農業工業大学はいのししである。これらの動物の人形や着ぐるみをオープンカーに乗せてパレードをする。「ボン・ファイヤー」は古代宗教の儀式にも似て参加者を過去の生活へといざない、かつ献身という気持ちをかきたてる。数百人の老人、壮年、若者が火の回りに大きな円陣をつくってエールを交わし、校歌をうたい、応援歌をうたう。現代の都会生活では出来ない行事になってしまった。

 さて日本音楽学校創立100周年を契機に本校のホームカミング・デイを作り出したいと考えてきた。卒業生は仕事も違えば、勤務条件も違う。だからある日のある時間帯だけにしぼって行事を企画しても卒業生は集まれない。経験のある学校が進めているように、朝食会の日もあれば、昼食会の日もあり、ディナー・パーティの日もある。それも高い宴会料理ではいけないのだ。焼いもや焼きそばの食事会がホームカミング・デイにふさわしいのだ。

 日本音楽学校の御輿を作って、区役所(または品川駅)から学校までパレードする。交通規制が厳しいことは承知で提案している。既成の概念にとらわれず、新しいパレードを工夫することに挑戦する。このことに意義を認めようではないか。品川駅は新幹線で集まる人、羽田空港から駆けつける人にとっても便利な場所だ。駅から笛の音に誘われて三々五々学校へ参集する。そして学内の行事に参加する。「ファイア・ストーム」の代わりに100年間の写真映像をどんどん流すのもいい。30分間に450枚の写真を映写すれば、参加者にとって懐かしいショットが3,4枚は出てくるだろう。思い出の映像はコミュニケーションを加速させてくれるにちがいない。現代都会の光学的な「ファイア・ストーム」の一つだと思う。


2.同窓会との連携を深めるための方策

 日本音楽学校同窓会は着実な活動を続けてきました。同窓会の役員の方々は、設立の主旨を実現させるために多くの会員に活動への参加を呼びかけることに力を注いできました。創立100周年を契機に、日本音楽学校と同窓会との連携を促進するためいろいろな方策や提言を検討して来ました。去る7月**日、同窓会正副会長と学校長、事務局長が会合し、学校長から学校の現状をご説明しながら、次のような提案を行いました。

 音楽科教員、幼稚園教員、さらに保育士の養成へと教育エリアを拡大・統合しながら100年の歴史を歩んできました。いま、日本音楽学校は非常に重要な時期を迎えている。それは18歳人口の減少にともなう受験生確保のむずかしさ、教育の個性化への戦い、教育の質的向上への挑戦などめまぐるしい変化を遂げつつあります。

 まさにホームページに書きましたように、日本音楽学校は、We are Changing. Never stop! の精神で教育改革、制度改革、教員の資質向上に努めています。

 おかげさまで本校はきちんと学生定員を確保してきました。みなさんの母校は堅実に教育を向上させ、新しい幼児教育者を養成する新しい事業をいつも創出しています。たとえば私たちは男性保育士養成のパイオニアとして実績を残し、実習の制度を改変し、教育実践センターを創設し、どこよりも早くAO入試を実施するなど、新しい試みを導入してきました。

 いま学校改革の新しい、大切なアスペクトを迎えつつあると認識しています。いま学校には内なるエネルギーが確かに存在し、大きく動かんとしています。私たちは新しいエネルギーを日々注入し続けなければなりません。これを放っておいたなら数年でエネルギーは散逸してしまうかもしれません。

 優秀な学校の運営や組織を検証してみますと、一つの特徴が隠されています。それは学校と同窓会の連携が進んでいる学校は、おしなべて学校が発展しているという事実関係です。学校は同窓会を支援し、尊重し、ともに事業を行う姿勢が必要です。また同窓会のみなさんが学校の運営について評議をしてくださることがあってもよいのです。そこで学校としては次のようなことを提案申し上げたいのです。


�‘�学者の確保 AO入試等における推薦者の確保
       (昨年度は卒業生や在校生のすすめで受験する学生が数名出てきました)
�⇒鎮娜犲遜�および保育園実習のための質の高い幼稚園・保育園を確保するための支援
�M鎮娜燹κ欅蕷爐覆匹悗僚⊃�支援。
       学生の就職指導に積極的に取り組み、募集状況、採用状況、
       就職先開拓、面接指導などの支援をお願いしたい
�こ慇犬龍軌藥抉膸�業 
       成績優秀者への表彰
       就職補習授業などの新規開発と非常勤講師として採用
        海外研修学生への支援
        教育機器の充実(情報関連機器)
       学生の二ーズに応える施設・備品の設置
�ザ軌�の充実と資質向上と国内外の教育・研修支援
       本校卒業生の教員採用(実習関係担当教員、
       保育原理などの授業担当、教育実践センター教員)
       本校教員との共同研究、国内研修・国外研修への支援
        幼稚園や保育園教諭への支援
��出版会の創設
        教科書の作成と販売
        教材の開発、製造、販売(すでに紙芝居の開発が行われています)
        キャンパス・グッヅの作成
�Д曄璽燹Ε�ミング・デイの充実
��聴講生・科目等履修生の優遇制度








(資料)
日本音楽学校の「国語」の補習
文章作成能力の育成


 文章表現能力の補習授業は、反復朗読、群読、暗記、語源と語感、メールでの作文の宿題を基本としています。テキストは歌舞伎十八番の「外郎売り」(『若緑勢曽我』)から曽我五郎時致の有名な台詞を取り上げました。言葉を基本に則って使う(読む、声に出す、書く、意味を理解する)訓練、すなわち文章を反復朗読・暗記することで文章の構造がわかり、漢字がイメージとして定着します。ノートの上で「漢字を暗記し、数日後忘れる」学習に比べてはるかに記憶に残っています。

 もっと大きな学習成果は暗記するまでに読みこんだ結果、文字となった言葉への距離が縮まったことです。朗読を繰り返すことで音と同時に、頭の中にイメージとしての文字がつかめるようになりました。

 まず段落ごとの大きな文章の塊をイメージします。つまり絵としてとらえられるのです。

 次がセンテンスごとに絵が出来上がります。ある学生は文頭が「ひらがな」、または「漢字」という区別から、次に「まったく知らなかった漢字」、「知っていた漢字」、「漢字の絵画的な雰囲気」、「音の雰囲気」、「漢字の意味」などから漢字を識別し、読み返しつつ漢字をイメージとして定着させます。

 文章や文字を音として認識し、反復することで距離を縮めると、文章を書くことへの拒否反応が消えていきます。今回は、さらにこの感覚を大切にするため、紙に文字を書くのではなく、メールで作文を提出する約束を取り決めました。初回の宿題は50字、2回目は100字と字数が増え、現在では300字のエッセイ作文を提出する段階に達しました。

 添付資料には、学生たちの50字、100字、200字、250字のメール作文と指導教員の返信メールが掲載されています。返信メールを読みたくて書き続けた学生もいます。すぐ「リアクト」することは教育において非常に重要です。


 書くことへの距離はほとんど払拭され、実習中の日誌について厳しい指導を受けた学生は一人もいませんでした。従来ならば国語力の低い学生に対して、「誤字、脱字、意味不明の文章、分量が少なすぎる」という指摘に始まって、やや高度になって「観察力不足、指導されたことをわかっていない、反省や意欲が伺えない」という評価がいつもついてきました。今回は学生の日誌やコミュニケーションの意欲が非常に高く、無事実習を終えることができました。


→学校長からのメッセージ


→[日本音楽学校の2001年と2002年
その軌跡と成果、そして今後の取り組み課題]




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